夜中にラーメンを食べても太らない技術
ついついやってしまう「食べグセ」から卒業するヒント
◆「飲みの後のラーメン」をするなら、全部盛りをオーダー!
では食べないためにはどうするのがいいでしょうか。
一番いい方策は飲みながらも脂質に偏ることなくおつまみを食べる事。それでも、飲んだ後にラーメンという習慣を完全に断ち切ることが難しいのであれば、メニューの「締めのラーメン」という小さな器でくるものを活用しましょう。
そのほかにもお茶漬け、焼きおにぎり、稲庭うどんに素麺などを置いているところもあります。どれも糖質ですが、量もはるかに少なく、糖質と脂質が一緒ではない状態なので、お店を変えてラーメンを食べるよりもマシです。
でも、お店にそういったメニューがなかったり、どうしてもラーメンのあのこってりした味が恋しいという人には、次の方法をおすすめします。
以前、私は「ラーメンを食べるなら全部盛りをオーダーしろ!」と書いたことがあります。もちろん、それを軽々と平らげて、スープまで一滴も残さずに飲んでいたら、さっき書いたような結果になることは間違いありません。
私はラーメンに限らず、何かを食べるときには、どうしても不足しがちになるタンパク質を摂るように心がけています。全部盛りが意味するところは、そこです。
卵にチャーシュー、追加の海苔やネギに、あればほうれん草やワカメなど。タンパク質にミネラル、食物繊維などを少しでも多く摂るようにするのです。そしてまずはトッピングの具から食べ始めます。微々たるものかもしれませんが、身体を作るのに必要なタンパク質から入れるようにするためです。
大量のトッピングを食べているうちに意外と「ラーメン食べたな、この味が欲しかったんだ!」という気持ちになって満足できるものです。
ぜひ、これらの方法を試して「飲み会後のラーメン」習慣を見直してみてください。
<『やめたい食べグセ』より抜粋>
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